先日のコンサルティング支援先でのリーダー勉強会での一コマ。
毎回、アイスブレイクも兼ね、「今月の振り返り」からスタートする。
いつもだったら、「今月取り組んだこと、今月の成果」を出していこう、と始まるのだが、年末ということで、「良かったことでも、反省点でもで、振り返りとして挙げていこう」と始まった。
そこで今回は、私はルール(面談の道筋)をこのように決めた。
①まずは3分間、「じっくりと聴く」に徹する
②それを受けて、まず「それは〇〇〇でしたね・・」と感情の反映(相手が感じたであろうことを言葉に出すこと)を行い、次に、「よくやりましたね」など、ねぎらう。これを1分間。
③今回の話の内容がもしポジティブな内容であれば、「その調子でやっていきましょう!」など、応援の言葉を贈る。
もし若干ネガティブな内容であれば、「きっと今はそんな時期なのかもしれませんね」など、意味づけの変換をする。
これで1分間。
このオリジナル面談テンプレートに則り、各自が2人組になり、普段別の部署でなかなか言葉を交わすことも少ない仲なのに、短時間で深いやり取りまで行けた!!
これには我ながら驚きだった。
このように、短時間でも有意義になるよう、戦略的に行っているのと、この面談の流儀が分かれば、それぞれが持ち場に帰ったとき、部下に同じようなことができる。
こういったことを繰り返すことで、特に管理職層のリーダーシップとコミュニケーション力を高めるのが狙いだ。
実際、支援先では、1年間でこのような成果・変化が現れてきている。
たかが面談、されど面談なのだ!!