さる3/24、横浜にて、Bridgeゼネラリストコースの最終日、私の担当で「ザ・コーチング」をお伝えしてまいりました。
昨年10月に同コース「ザ・コミュニケーション」でお伝えしてきての2回目となります。
今回の私の目標は、単に知識をレクチャーするだけではなく、皆さんが今現時点で抱えている課題、テーマ、目標を、この1日の時間ワークを通じて、解決・推進の方向に進めたい、ということでした。
どんなにスキルを教えたところで、とうていそれをすぐ現場で使えるものではありません。
しかし、「相手を何とかより良くしたい、導きたい、お手伝いしたい」そんなマインドに一たびなりさえすれば、皆さんがその瞬間からコーチなのです。
そこで私自身も、「まずやって見せ」を意識し、何度も実演をお見せいたしました。
その際、私が意識していることをご紹介いたしましょう。
- 上手くやろうとしない
- 問題を解決しようとしない
- チャンクダウン(言っていることを具体化し、解きほぐす)
- いらんことは言わない(テーマにのみフォーカス)
- その人独自のリソース(資源)は何だろう?
- 独特の思い込みを見つけ出し、それを疑う
これが、私の頭の中身です。
まずは相手がどんなことを考えているのか、否定せずに聴いてみる。
その言葉をよく聞き取り、今陥っている状況に何がそうさせてるのか?その人独自の認識や固定概念を疑い、フィードバックする。
すると、問題が解決するというよりは、「あまり問題に感じなくなる」「よし、じゃあやってみるか」に繋がりやすいのです。
あとは応援し、背中を押す、という感じでしょうか。
(これを知らないと、どうしてもこちらは「解決モード」になりがちなので、注意が必要です。)
今回、このゼネラリストコースを年間通してやってきたメンバーは、さすが勘も良く、積極果敢にトライしてくださいました。
ぜひ皆さんには、コーチングマインドを大事にしたセラピストとして、活躍してほしいと思います。
ご受講、誠にありがとうございました。
またこれからも、全国あちこちで、このような現場で「即役立つ」実践コーチングをお伝えしてまいりたいと思います!
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[今回の参考図書]