さる9月11日、横浜にある港北ニュータウン診療所様主催の月一開催「医療と介護の勉強会」にて1時間、講演してまいりました。
医師をはじめ、薬剤師やケアマネージャーなど多職種の方たちが参加されるということで、今回は『ひと味違う専門職にバージョンアップする方法』と若干大げさにタイトリングしながら笑、お伝えいたしました。

今、求められている専門職って何でしょうね・・?
それは、相手の感情レベルに作用できる人。
つまり、やる気にさせ、ご機嫌を与えることができる人です。
これは職種問わず、です。
当たり前のように自分の専門技術を提供する、というのはいたってフツーのことなのです。
では、臨床でそれを実現するためには、私たちはどうしたら良いのか?
- クイック・モチベーション
- スマイルの力
- 人の内的な動機づけ
- まず相手の思いを確認してみる
- 意味ある問いかけをせよ!
- 前向き・肯定的な言葉の力
- 相手の現実感を変える
- もっと分かりやすく伝える!
- 人は納得で動く
このようなスキルとマインドをご紹介しました。

まとめでもお話ししたのですが、
私が言いたいのは、単に言葉を丁寧にしたり、優しく接しましょう、といったいわゆるホスピタリティだけの話しではない、と。
満足度と意欲性の向上が、相手の主体性を高め、積極的な医療への参加と生活改善に繋がる。
その意味で、我われ各専門職に課せられた“もう一つの役目”(=動機づけ、エンパワー)は大きい、ということです。
終了後、最前列に座っていた医師が、「いやぁ、すっかり忘れていた。そうか、こうすれば満足度を保ったまま、時短にも繋がるな。変なところを深掘りして時間がかかり、またネガティブなところにフォーカスさせてしまってたんだな。これで私の明日からの臨床は変わる。今日は私がコーチを受けていた気分です!」と興奮気味におっしゃって下さいました笑
そう感じて下さり、本当に嬉しいですが、それはそもそも先生のアンテナが立ってるからこそ、ですよ。
こういったマインドを大事にした医療従事者が1人でも多く増えるよう、私もさらに実用的な手法をお伝えしていきたいと思います。
今回は、貴重な機会を設定して下さり、誠にありがとうございました!!
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